【手技道コラムNo.56】~健康の条件「睡眠」そのニ~|渋谷、目黒の整体なら手技道へ | あなたの健康と美を手助けします

【手技道コラムNo.56】~健康の条件「睡眠」そのニ~

2015.4.18

12

こんにちは、手技道の多治見です。

 

急激な寒さと雨天が続いたと思ったら、夏日の連続。

 

ご来院されている患者様にも風邪を引いている方が居たり、

身近な方が風邪を引いたりという話を、何名からか伺っております。

 

今回の睡眠に関しては、

風邪の治療法や免疫にも関連したことをお話させて

頂きたいと思います。

 

前回血圧と睡眠の関係性についてのお話をさせて頂きました。

 

副交感神経優位に成るのは、90mmHGが目安です。

一般に言う高血圧(収縮期血圧140mmHG、拡張期血圧90mmHG)状態は、

血圧が下がりにくいため、体が休まりにくくなります。

 

よく翌日に楽しみなことや試験など緊張することがあると

興奮して眠れない時、心臓がドクドクと高鳴っていると感じる時があります。

 

これは、心拍数や血圧の上昇により、

活動を司どる交感神経優位になり、副交感神経優位にならないためです。

こういう時は呼吸を深くすることで、心臓を落ち着かせ、

眠りやすくなる場合もあります。

 

よく3時間睡眠で大丈夫という話をする方がいらっしゃいますが、

これは脳が休まる時間で、身体は休まっていません。

 

7-8時間の睡眠が最も効果的と言われるのは、

この時間睡眠をとることによって「リモデリング」が起きるからです。

 

リモデリングとは、人体は60兆個の細胞の集合体であり、

その内1日1兆個が変化を起こし、その中で約4000個の異形細胞(RNA)が

プリントミスとなり、これがガン細胞になります

 

手技道で施術を受けた後に、細胞が元の状態を思い出して回復させようとすることも、

これと同様にリモデリングが働いているからです。

 

よく寝溜めは効果が無いといいますが、

5-6時間など短めの人は、10時間など寝溜めをすることである程度調整を取ることが出来ます。脳だけでなく、睡眠の総合時間からして、身体を修復できるからです。

 

それは自然界を見ればわかります。

動物は大怪我をすると、正に死んだように眠ります。

これは睡眠中が最も身体の細胞を回復させるからです。

 

急性の病気になった時も同じことが言えます。

 

先日ご来院された方も、微熱のまま体温が上がらず、咳とくしゃみをしていました。

ご本人様は日中は熱も咳もくしゃみも出なかったが、夕方になると症状が出るとのこと。

これも日中交感神経優位だったのが、

夕方~夜~朝にかけて徐々に副交感神経優位になり、

身体を休ませよう、回復させようとする機能が働き、

菌を追い出すために咳やくしゃみが出るのです。

その方は、夕方以降に集中できず眠くなって試験勉強が出来ないとのことでしたが、

これも無意識に身体を回復させようと働くことで、副交感神経優位になり、

強い睡魔に襲われるためです。

それだけ睡眠時間というのは、生物を回復させる時間なのです。

最も無防備な睡眠時間を生物が備えているのは、その為の時間なのです。

 

まず風邪を引いた時に最も大切なのが、

「身体を温めて、よく寝ること」です。

 

これはどちらも免疫を上げるための行為です。

①体を温める⇒おかゆ、白湯など温かいものを食べる

汗をかくほど布団や服を暖かくして寝た場合は菌が早く死にますが、

汗をかいたままだと体が冷えてしまいますので、定期的に汗は拭いてください。

また、42℃以上は脳のタンパク変性が起こるので、

体を温めた場合でも、アイスノン等で頭部は必ず冷やしてください。

 

食欲がある場合でも、睡眠中も風邪を引いた状態も胃腸の機能が低下していますので、

(風邪を引いて食欲があるのは脳が麻痺しているため)、

温かい上に消化の良い物を取ってください。

 

②よく寝ること⇒前述の説明のように、睡眠中が身体を回復させる状態です。

 

 

 

続きは次回にて。

 

 

担当:多治見 誠