手技道の施術はなぜ痛い?

【手技道コラムNo.130】~手技道の施術はなぜ痛い?~

2016.10.14

こんにちは、手技道の門田です。

 

来週はケアメディカル産業展に出展させて頂く関係で、
(水)、(木)が臨時休業とさせて頂いております。
平日でお忙しいと思いますが、ぜひぜひ見に来てください!!

 

さて、今回は題名の通り、「手技道の施術はなぜ痛いのか?」という事に
ついて書かせて頂きます。

 

手技道と他のマッサージや整体の違いという事に関しては、
多治見先生がこちらのコラムに書いて頂いていますので、
そちらをご参照頂ければと思います。

 

今回はもう少しテクニック的なお話です。

 

「痛みを介して、体の元の健康な状態に戻す、
痛みというのは体を元に戻す一番の防衛反応なんです」
と私達はよく言っています。

 

しかし、
「同じ所をやっているはずなのに、自分でやっても痛くない」、
「なんで先生がやると痛いんですか?」
こういう質問をよく頂きます。

 

実際に聞く事はなくても、思った事はあるという人はかなりの数
いらっしゃるのではないでしょうか?

 

その答えは「角度」と「方向」にあります。

 

指圧と呼ばれる方法は押すだけなのですが、
どういった角度で押すのが良いかという事は言われません。

 

同じくマッサージと呼ばれるものは、
どの方向に揉めば良いのかという方向がありません。

 

どの角度で、どの方向に向かって施術するのか、
それは何の目的があって、どの部位に対してアプローチをしているのか、
そこまで考えて施術を行っているのは残念ながら、
この業界ではほとんどいません。

 

手技道ではさらに面・線・点という考え方をします。
面というのは全体です、つまりその部位だけではなく
全体がどうなのかという事をみます。

 

実際に施術を行っていくと、
痛みのある所から一本の筋のようなものが出てきます。
これが線です。

 

その線をどんどん施術していくと点になります。
これをとると症状が消失します。

この順番は点が先になったり、
線が最初に出てきたりともありますが、基本は変わりません。

 

そこにリズムや強弱が関わってきます。
早いリズムが好きな人もいれば、遅くゆっくりしたリズムが好きな人もいます。
また体のその日ごとの状態によっても変わってきます。
これを全部合わせると「調和」になります。

 

これが手技道の極意だと院長はよく言っています。
こういった事を考えながら、
施術を行っているので、手技道の施術は痛いのです。

一番の弱点をやっているようなものなので、
それによって体が改善してくるのです。

 

最近内田先生にも空手を習っているのですが、
空手も手技道の考え方に通じるものがあると教えてもらいました。

 

どういう事かというと、突きや蹴りなどただ痛いだけでは、
相手を倒す事ができないのだそうです。

表面ではなく、その奥の部分に効かせようと思うと、
「角度」と「方向」が必要になってきて、
一定の所を超えるといくら我慢しようと思っても
耐え切れずに倒れてしまうのだそうです。

 

手技道では筋膜のステージという考え方で、痛みが出る所を特定していますが、
それと似た考え方だなと感じました。

 

この部分は「脳のスイッチング」という事にも関わってくるのですが、
あまりにも専門的になってしまうのでまたの機会にお伝えできればと思います。

 

かといってただ、やみくもに痛くしてもそれは結果的に良くなりませんので、
痛みのコントロールが重要になってきます。いつも思いますが、本当に手技道は難しいです。

自分でやっていて、あんまり感じないなと思った方はいつでも良いので、
担当の先生に聞いてみて下さい。

もしかしたらやり方を変えるともっとよく効いてくるかもしれません。

 

長くなってしまいましたが、今回はここまで。

 

お読み頂き、誠にありがとうございました。
ではまた。