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【手技道コラムNo.196】原因診断の大切さ 原遺障害

2018.1.27

こんにちは、手技道の多治見です。

 

今週は全国的に積雪や寒波が来て大変な一週間でしたね。

先月より未だ風邪もインフルエンザも流行っておりますので、

皆様も寒さに注意してお大事になさって下さい。

 

さて、今回ある動物病院の先生が書いているメルマガで、

今出ている症状に対して、単に対症療法的に対処するだけでなく、

根本の原因を突き止めることについてわかり易い例としてお話がありました。

原因を探るという点で、一部抜粋してご紹介したいと思います。

犬や猫が以下のような病気にかかることがあります。

 

・外耳炎

・乳腺腫瘍

・椎間板ヘルニア

 

この3つは、それぞれ独立した病気であり、 相互になんの関係もない病気です。

 

しかし、この3つの病気は、ある臓器のトラブルが波及してなっていることがあります。

腎臓です。

 

腎臓の不調和の影響が波及して、上記の3つの病気になっている場合、外耳や乳腺や椎間板に何らかの処置をして、根本的な解決になるでしょうか?

 

このように、 問題が生じている箇所と問題の発生源が離れているケースがあります。

腎臓のトラブルが離れた臓器や器官に影響して 病気が発生している。

 

このような場合、 部分を見る臓器別医療ではとらえきれません。

しかし、話はここで終わらないのです。

腎臓の不調は、どうして生じているのでしょうか?

答えは、さらに上流の領域にあります。

 

これらの病気の上流を遡ってみると、たいてい次の2カ所に行き当たります。

 

一つは、口(口腔環境)です。

口腔内の環境が悪いと、 その影響が全身に波及します。

 

口腔内の健康状態と 全身の健康は密接に関係しているからです。

近年では、このような認識に基づき、 医科歯科統合医療というコンセプトが登場しています。

 

もう一つのルートは、鼻。

外部から、呼吸を通じて吸うものの影響です。

 

このように、健康に影響に及ぼすものには、上流、中流、下流があります。

 

今回、ご紹介した事例では、 下記のようになります。

外部環境(人や住環境)→鼻→腎臓→臓器器官

 

というルートで、動物の病気の原因の影響が波及します。

このケースでは、臓器・器官が下流で、外部環境が上流です。

 

外部環境を構成する主要な要因は、 飼い主さんやご家族などです。

 

犬猫の病気の原因が飼い主さんにある。

そんなことが少なくないのです。

 

さらに言いますと、 飼い主さんの不調の原因が、 職場やよく行く場所に存在していることもよくあります。

実は、さらに上流があります。

 

その病気の原因が、 数万キロ離れた場所からやってくるとしたら・・・。

テレビでも報道された話ですが、 花粉症をはじめとした呼吸器疾患の原因が、

黄砂に付着した病原微生物だということが、 一部の研究機関で突き止められています。

 

こんな場合、

個別の臓器を見ているだけで、

本当の問題解決になるでしょうか?

 

地球規模の視点が必要になってきます。

 

 

川の下流だけを見ても、

本当の問題解決になりません。

 

川が汚染されて濁っているとしましょう。

魚は死滅し、川岸の植物も枯れてしまいました。

 

その現象を見て、

「川が汚れている病」だという病名がつきます。

 

そして、 「水が濁っていますので、薬で濁りを取り除きましょう」

「植物が枯れているので、手術で取り除きましょう」

 

そんな治療が行われたりします。 症状を見て、症状に対応する。

いわゆる対症療法です。

 

もちろん、対症療法がダメだということではなく、 必要なことも多々ありますので、 決して否定するものではありません。

 

しかし、川が汚れている原因が、 川の上流で汚水を垂れ流している悪徳業者のせいだとしたら、 根本解決は、その業者を捕まえてやめさせることです。

 

そうでなければ、 いつまでも対症療法的な治療を やり続けるしかありません。

 

実際のメルマガでは、続けて地球環境そのものや公害など大元の場(環境)の回復の必要性も話ししています。

 

上記ご紹介した内容を詠んだ時に感じたのが、

 

①今ある症状も、その原因があり、その原因を作り出している更に原因がある場合がある。

②如何に原因を突き止めきる診断が大切。

 

という二点です。

 

私達が診断を行っている中でも、ある程度までなら自分の不調に自覚を持っており、

その原因をご自身なりに推察して来ている方もいらっしゃいます。

 

ただし、その原因だと思っていたものすら、もっと古く、

例えば出生時の臍帯巻き(へその尾が首に巻き付いていた)や、

幼少期の火傷などが引き起こしている場合が有り、

そこから治さない限り症状が治らない方も決して珍しくありません。

 

何となく覚えていても、流石にそれは関係ないだろうと思う事柄も大切なことが沢山あります。

 

 

例えば、私が担当させて頂いている患者さんで、サッカーのプロを目指している少年が居ます。

彼は左の腰痛を治すために来院され、第二の主訴は左足の違和感と痛みでした。

 

最初は左の腰を治療した所、急性の腰痛はすぐに収まりましたが、

次回来院された時には、左の腰痛が元に戻っていました。

よくよく既往歴を確認し、状態を診察した所、右足の深部にプレイ中の打撲のダメージを蓄積しており、これを無意識にかばって左の腰に負担をかけた結果、腰痛と足の違和感を引き起こしてしまっていたのです。

本人にとって、それは怪我という意識もなく、当り前のこととして無自覚に体を壊し続けていました。

 

また、大元の原因を良くするための環境を整えるという点や、例えば内臓が元気になってもまた食生活が悪い状況を続けることで、一つ対応して良くしたとしても、再度病気になってしまっては元も子もありません。

 

今回紹介させて頂いたように、本当の原因を探るためにも、

もし手技道に始めていらっしゃる方や、どなたかをご紹介されたいという方は、

是非ご自身の過去を振り返ってみて下さい。

 

一見関係ないように思える奥の更に奥に、本当の原遺障害を思い出し、見つかるかもしれません。

 

また、特にこういった難しい方は一回の施術だけでは施術時間が足りないような方もいらっしゃいます。

そんな方のために大変オトクな無料延長券の配布手技道特別会員にご入会された方にお渡しさせていただいておりますので、是非ご入会下さり、ご利用下さいませ。

 

 

担当:多治見誠