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【手技道コラムNo.188】低体温に気付いていない方

2017.11.26

こんにちは、手技道の多治見です。

 

東京も、もう冬の気温になってきましたね。

一時期より風邪を引かれている方は減りましたが、

寒くなったこの時期、身体を温めて下さい。

 

先日は手技道セミナーにご参加下さった方々、誠にありがとうございます。

 

前回門田先生がコラムで書いたように、

そのセミナーでも、体温の重要性を院長が話しました。

 

今回私が担当させて頂いている患者さんの中でも、

やはり低体温の方がいたので、お話させて頂きます。

重複する部分もありますが、ご了承下さいませ。

 

体温の調整というと、一つは風邪の時に計る平熱です。36.7~37℃ほどが平均比較的健康な平熱です。

 

もう一つ体温維持に関しての話と成ると、一般には基礎代謝、運動量、筋肉量の増加が挙げられます。

これは運動を行うこと=骨格筋の収縮、弛緩には多くのATP(エネルギー)を消費するからです。

 

ダイエットなどで用いられる「カロリー(cal)」も熱量のことを言います。

 

その為、基礎代謝を上げることで体内の熱産生を上げ、脂肪を燃焼することで減量を図ります。

では、運動をしっかり行っていれば、平熱も保持できるかというとそうではありません。

 

運動選手のように人一倍十二分な運動を行っている方や、ヨガやピラテスを週何回も行っているのに、平熱が35℃代や36℃前半の方もいらっしゃいました。

 

筋肉は基礎代謝を向上させるのには重要で、

随意筋である骨格筋の活動中は特に熱産生をしますが、

活動をしていない状態で且つ疲労により細胞の代謝機能そのものが低下していると、

熱産生能力は大きく低下します。

 

本来に熱産生で大事なのは、筋肉そのものよりその細胞内部にあるミトコンドリアです。

ミトコンドリアが前述のATPを生み出します。

このミトコンドリアは、大きな筋肉ほどより多く細胞内に存在するので、

骨格筋を増強することはミトコンドリアを増やすことに繋がりますが、

逆に慢性の疲労が溜まると、どれだけ運動をしていても活動能力が低下してしまいます。

また、低体温化しても活性が落ちるので、負のスパイラルのように更に熱産生能力の低下を招きます。

 

それ以外にも、ダイエットの為に過度な運動で脂肪が減少しすぎても、熱を保温することが出来なくなります。

筋肉は熱産生をしますが、脂肪のほうが保温効果は高くあります。

意外に体脂肪率10%を切るボディビルダーや格闘家の免疫が低く、低体温により風邪を引きやすい場合があります。

特に内臓などに問題のある方は、内臓保護のために脂肪が沈着します。

 

身体を十分に動かしていても体温が低い人は、上記のような内臓器系に問題がある場合など、

何かしら健康面に影響する要因を持っている可能性が高くあります。

特に以下のような共通点をもっている場合があります。

 

1.睡眠時間が短い

2.運動をしているのに冷え性

3.風邪をひかない、高熱を出したことがない

4.寒いところでも平気

 

これらは以前に感覚が鈍麻する方としてご紹介させて頂いた方々にも共通点にも通じる点があります。

 

特に低体温の方の中で、自分の体温が低いことも周囲環境の寒さも感じないほど鈍麻してしまっていることが往々にあります。

よく運動をしている男性が、意外に自分の低体温に気付いていないことがあります。

 

「芸能人は正月に風邪をひく」という例えを聞いたことがありますが、

普段忙しい方が、ぽっと休みに体を安静にすると、

自己免疫力が高まり、体内に巣食って反応できずにいた病原菌を排除しようと

発熱が始まります。

 

一般の方は直ぐに解熱剤を服用しようとする場合が有りますが、

十分な発熱を起こさないまま薬で解熱すると、体内を殺菌できないまま残ってしまうので、

のちのちの原遺障害のもとになる場合があります。

 

ただし、42℃以上熱が出たり、頭部を冷やさないと、脳神経系が損傷し、

目や耳などの感覚器官に障害が出る場合もあるので、ご注意下さい。

 

では、低体温の方が体温を高くする方法ですが、

1.健康になる

2.外部から温める

この二つにつきます。

 

これまでも、ご紹介してきましたが、

幾つか追加が有りますので、以下のような方法が、ご自身で出来る体温向上法です。

①太陽に当たる(睡眠やストレス解消に有用なセロトニンが増える)

②腹巻きをつける(腸や腎臓が温まることで免疫が向上、体内の深部温度をあげる)

③冷水摩擦をする(乾布摩擦でも良いが、摩擦係数が高く早い、免疫が上がる)

④バンブジェルを脹脛から足底にかけて塗る(心臓系の細胞活性により代謝促進)

⑤アルミシートを布団の下に敷いて寝る(遠赤外線による熱で就眠時の底冷えを防ぐ)

 

まずは、自分でできる体温向上法を、門田先生が紹介していた運動法と合わせてやってみて下さい。

 

 

それでも、疲れが取れない、体温が上がらない方は直ぐに手技道までご来院下さいませ。

 

 

 

担当:多治見誠