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【手技道コラムNo.34】~健康の条件「食事」その八~

2014.11.8

こんにちは、手技道の多治見です。

 

先日の研修旅行から心機一転、気持ちも軽やかになりました。

手前味噌になりますが、前回のコラムも門田先生はじめ
多くの方に好評のお声を頂き、本当に嬉しく思います。
自分の気持ちを素直に思ったまま書く事が出来ました。

 

さて、院内もストーブを入れた11月、年末の足音も聞こえてきそうです。
「冷え」についてのお話を続けてまいりましたが、
今回はその冷えが体内に入り込むと細胞の活性がなくなり、
免疫力が低下します。

その免疫力が身体にどう影響するのかをご説明したいと思います。

手技道の施術においてお腹の施術は
とても重要視されるという話は以前のコラムでも致しました。
それは、お腹の状態次第で免疫力に大きな違いが出ることに由来しています。

 

免疫機能とは、ただ単に自己非自己を分けるだけの抗原・抗体反応ではなく、
新生細胞が正しい形(異形細胞、腫瘍細胞ではない)で分化する事と、
白血球が雑菌やバクテリア、ウィルスなどの異物から体を守り、
正常な状態に保つための恒常性維持機能です。

 

生物は自己を維持するために細胞のもととなる食事を取り、
日々古くなった細胞を、遺伝子情報(DNA)を設計図として、
睡眠中に新たな細胞に変化させて行くことで、
元気で活発に生命を維持していくことが出来ます。
これが上記の正しい形での分化です。

 

この機能がちゃんと働かなくなった状態の結果起こるのが
自己増殖の暴走した状態である『自己免疫疾患』=『癌』となるため、
免疫力は外部からの侵入だけでなく、
自分自身の健康情報の日々の転写に非常に重要な役割を果たします。

 

もう一方の外部からのウィルス等に対してですが、これの中心となるのが
血液に含まれる白血球です。

 

白血球が造られる部位は、胸腺、ワルダイエル咽頭輪(咽頭にある輪状の扁桃群)、各関節骨頭軟骨部などです。
多く定住しているのが、右下腹部の回腸にあるパイエル板や
頸部リンパ、腋窩リンパなどのリンパ節です。

その為、免疫力の低下した人には喉(椎前筋群・甲状腺)、や腹部(腸・各内臓)の施術、各リンパ節の施術を重点的に行います。

 

手技道では美容や痩身の時の水分や循環改善のためにリンパ節施術致しますが、
同時に免疫能力を高めることも考慮しながら行っているのです。

よく患者さんに「健康な人は自然とキレイですよね。」というお話をさせて頂いております。

 

免疫能力が低下した方は、浮腫んだり、細胞活性がなくなると脂肪がそこに
溜まりやすくなるため、どうしてもふくよかな体型になりやすいのです。

これも施術を行うことで無駄なところが削ぎ落ち、
男女問わず、自然と細身になっていきます。

 

話が飛びましたが、雑菌やバクテリア、ウィルスなどが体内に入り込むには二通りあります。

 

一方が呼吸です。

空気は、鼻呼吸を行った際、鼻粘膜、鼻繊毛によって雑菌などが取り除かれるだけでなく、通過温度に関係なく肺に入る温度が27℃に保たれ、体中に導入されます。
口呼吸をしますと、空気中の雑菌が直接ワルダイエルの咽頭輪(咽頭扁桃・舌扁桃・口蓋扁桃・耳管扁桃)につき、白血球造血巣である扁桃輪が雑菌の巣になります。
この為に、多くの感染力の強い菌がここに入ると、たちまち菌は全身へと巡って行きます。人体において全身を巡るものは、血液、リンパ、微弱電気エネルギー、雑菌です。

 

もう一つが食事による体内への侵入です。

食べ物や呼吸によって入ってきた雑菌類は、回腸のパイエル板にいるM細胞が捕食し、異物として認識したものを白血球に伝え、その白血球が食し、最終的には老廃物として皮下組織に捨てます。
腸内温度は通常37℃~38℃を保っていますが(酵素活性が一番良い状態)、36℃以下になると白血球の活動が極端に不活発になり、雑菌を全身に巡らせてしまいます。これらの菌によって細胞が浸潤され、それに抵抗するために炎症が起きます。

「冷え」により平時の体温が低下するとこの異物に対する免疫反応が起きにくくなるため、気づかないうちに身体が侵されていってしまいます。

風邪をひくと熱が出るのもこのためです。直ぐに解熱剤を飲もうとするのは自分の免疫反応を止めることになるので、本当は危険な行為だということを認識する必要があります。

 

この他にも、関節の骨頭に必要以上に負担をかけると、造血組織が傷つき、白血球を作るシステムが破壊されていきます。特に幼児期など、骨成長時の負担は骨頭の炎症を引き起こし、小児白血症の原因となるため注意が必要です。

以上のように免疫システムは、人体に不要なウィルス、バクテリア、雑菌などを捕食し、人体を防御するものであり、常に生体の恒常性を保つ大切な機能なのです。

 

免疫については以上ですが、ちなみに宮古島でもおいしい食事をたくさん堪能してきました。
『旬』が時間的な適応であるように、地産地消、身土不二というようにその土地のものをその土地でいただくのは、自然の理に適っており、身体が素直に受け入れてくれます。
現代のような化学物質にあふれた食事の中、もともと自然にあったものは食した際も自己保存である免疫能力を低下させないため、こうして美味しく頂けることにとても感謝を覚えました。

 

手技道も11月-12月と年末にかけては毎週勉強会やセミナー等大忙しです。

疲れも免疫力を低下させますので、年末にかけ皆様も

お身体壊されるようご自愛ください。

 

それでは、次回No.36で。

 

 

担当:多治見 誠