【手技道コラムNo.18】~続・酵素玄米~|渋谷、目黒の整体なら手技道へ | あなたの健康と美を手助けします

【手技道コラムNo.18】~続・酵素玄米~

2014.7.15

こんにちは、手技道の多治見です。
この所、食事について話させて頂いておりますが、
世の中には色々な食の情報が本当に山ほど溢れています。
手技道においても正しい食養はありますが、世にある食の情報にも目を向けたことが今回の切っ掛けです。

さて、前々回、酵素玄米について報告致しましたが、その時にあったことについて、いくつかお伝えしたいと思います。

手技道の理論ではありませんが、一説に酵素玄米を行うに当り、効果をわかりやすくと、玄米による食事制限として、1週間~10日ほど、ほぼ玄米のみ(天然のごま塩や加工されていない自然の梅干しなどを併用)を食べてデトックスをし、徐々に通常食に戻していくという方法があります。
これ自体は手技道で推奨している方法では決してありません。
また通常血液が入れ替わるのにも4-5ヶ月を有すると考えています。

そこで、実際に行うに辺り、一般の方にも解りやすい項目として体重と体脂肪も計測しながら行った所、以下の様な結果が出ました。
・初日:61.7kg 16.1%
・4日後:60.7kg 8.7%
・6日後:60.2kg 9.1%
・9日後:59.2kg 12.3%
・10日後:58.4kg 12.3%

人間は5日以内の短期が状態飢餓状態では自己を維持するために、筋肉(筋タンパク質)や脂肪を体タンパクに変換させる機能をもちます。
上の数値を鑑みるに、5日前後までは一旦飢餓状態になり脂肪質が消費されました。
その後、体重減少のまま、体脂肪が増加していることから、筋肉やその他の細胞を体タンパクの消費に変わってきた事により相対的に脂肪率が上昇したのだと思います。
これは決して良いことではありません。
もしも、度を越した長期間の飢餓状態になった場合は脳、心筋、骨格筋などの重要器官をエネルギー基質にするため、非常に危険です。

実際人体は30kg以下になると脳代謝異常を起こすため、思考をすることすら出来なくなり命にかかわる場合があります。
やはり何事も過剰に行うことは危険ですので、特に若い頃のダイエットなど急激な減量は発育不全や婦人科異常などだけでなく、実際に命にかかわる場合も有りますので、非常に危険です。

今回実際に行った所、決して酵素玄米が悪いなどということではありません。
玄米そのものはとてもよいものです。
だからこそそれに取り組む方法を間違えないで欲しいと思います。
その為、30年以上の長年にかけて食養について研究してきた院長より以下の様なアドバイスを頂きました。

・玄米も完全栄養食だが、ミネラルやビタミンなど不足していることも沢山あるので、エンザイムなど酵素を併用すると効果的です。よく噛むことも重要。
また、麦・あわ・きび・ひえ等を混ぜて炊くことで足りない栄養素を補うことが出来ること、水に一晩漬けておけば自然発酵して日数は要らないし、無理に酵素を発生させようとすることそのものが自然ではないこと、お味噌汁などの優れた発酵食品が日本食には沢山あるのでそれらを有りがたく頂くこと、何より感謝をもって食べ物を頂くことそのものが最も大切です。
とくに商売にさえなれば、安易で間違った方法でのダイエット法や断食法などを行うことは非常に危険なので正しい方法を学んで欲しい。

今回、実際に行った結果として、
決して良い面だけでなく悪い面や危険な可能性も秘めている内容のため、
院長にも公開について確認を行いましたが、
院長から「何事も教科書通りでは学ばない。実践をしてからこそ大切だが、自己管理含め危険なことを一般の皆さん伝えるのも修行。」
という言葉を頂いたので掲載させて頂きたいと思います。

人を良くすると書いて「食」です。
食養とは体作りの基本です。
食事は身体を良くすることも悪くすることも簡単に出来ます。
身を持ってそれを知ると同時に、日々の生活そのものが良くも悪くも
自己を形成していくすべての要素なのだと多くのことを学べました。

次回は前回の食のバランス、健康の条件「食事」について再開したいと思います。

担当:多治見 誠