【手技道コラムNo.8】~健康の条件「呼吸」その三~(赤ちゃんと呼吸)|渋谷、目黒の整体なら手技道へ | あなたの健康と美を手助けします

【手技道コラムNo.8】~健康の条件「呼吸」その三~(赤ちゃんと呼吸)

2014.5.11

IMG_4150 - コラム用2

皆様こんにちは、手技道の多治見です。
連休はごゆっくり過ごされましたでしょうか?
もしくはご家族やご友人と楽しい時間を共有できたでしょうか。

さて、健康の条件「呼吸」編も今回で第三回。
話したいことは沢山ありますので、まだまだ続きます。

今回は呼吸について発育に関する部分です。
前回(http://www.shugido.jp/archives/401)に
やや長くなるということで省かせて頂いた部分です。

何故発育かというと、呼吸とは習慣であり、
その仕方の成り立ちは成長期の過程が
大きく関わってくるからです。

まず、呼吸において育児方法で注目すべきなのは
“おしゃぶり”です。

欧米では、おしゃぶりを4歳~5歳頃までしています。
日本では「みっともない」といって、指しゃぶりも含めて
1歳くらいでやめさせてしまいます。
本当は、4歳から5歳頃まで、指しゃぶりをした方がいいのです。
逆に余りに指しゃぶりの癖が長い場合は、何らかのストレスを
感じ続けていることが原因であり、この場合も治療が必要です。

おしゃぶりを行わないなどして口呼吸を行うと、前回お話したように
菌やウィルスを直接取り込むことになります。

幼児期に見られる感染症の多くは溶連菌感染症(主に化膿レンサ球菌)で、
この菌は家族や社会など一般的な集団の多くに保菌されている菌です。
成人以降なら保菌していても、自然と免疫により淘汰され、
普段は特に問題は起きません。

しかし、幼児期に口呼吸の癖がつくと
鼻呼吸でのフィルター(鼻粘膜、鼻絨毛など)が効かず、
菌を取り込むことが習慣化、全身に菌が蔓延します。

赤ちゃん~幼児期はまだまだ免疫による自己非自己
(細菌など本来自分以外の異物を判断・排除する能力)が
発達しきっておらず、これらの悪性の菌も異物として判断されないまま、
大量に体内に居続けてしまうために、
ちょっとした事で菌が活性化し、体調を崩しやくなったり、
病気や怪我の治りもとても悪くなってしまいます。

また、菌が繁殖したまま成長期を迎えると、骨や筋肉などが菌に侵された
弱い細胞として発達してしまうため、質が悪く怪我や病気を招きやすい
体質になる危険性もはらんでいます。

それ以外にも、口呼吸を行うと常に口が開いた状態になり、
顎の締りが無くなります。
そのままでは物を噛むための咬筋や翼突筋が発達しなくなります。
これらの筋群は頭部に適度な緊張を与えるため、
思考を活発にさせる役割を果たします。

逆に口呼吸でこれらの咬合筋群が緩んだままだと
集中することが出来なかったり、物忘れをしやすい子に
なりやすくなります。

たまにお子さんで口が開いたまま、ぼーっとした子を
周囲で見かけたことがありませんか?

そういった子は、普段から兎に角、口を閉じさせることを本人に
意識させることです。

鼻炎など、鼻づまりが原因で鼻呼吸ができなくなっている子も居ますので、
こういった子は鼻炎の原因になっている甘いものの食べ過ぎ
(門田先生のコラムに有る単糖類の弊害参照して下さい)
第2回(http://www.shugido.jp/archives/52)
第3回(http://www.shugido.jp/archives/354
第5回(http://www.shugido.jp/archives/377
で副鼻腔につまった脂肪質の除去と食生活の改善から
始める必要がある場合もあります。

ただ、注意したい点は頚椎捻挫や頭部打撲でこれらの咬合筋群が
過緊張を起こすと過度のストレスを感じ易く、偏頭痛持ちになる
恐れがあります。

どちらの場合も手技道で治療に対応できるのに、
町中などでこういう癖や症状の子を見かける度に
とても残念で助力して差し上げたい気持ちになります。

大分長くなりましたので、成長と呼吸に関するお話は一旦ここまで。

本日は”母の日”。
私も毎年必ず母の日、父の日に花や小物などを送っておりますが、
感謝の気持を伝え続けるためにも長生きして欲しいところです。

先日は”子供の日”でしたし、本コラムのように
正しい知識で子供を育て、健康で笑顔の絶えない親子が
お一組でも増えることを願うばかりです。

担当:多治見 誠