意外と怖い、火傷の後遺症について

【手技道コラムNo.203】~意外と怖い、火傷の後遺症について~

2018.3.17

こんにちは、手技道の門田です。

花粉がすごいですね、今週が花粉のピークだそうで、
普段そんな症状がない方も今回はなんだか鼻がムズムズすると言っていました。

 

私も3月に入ってからくしゃみと、目のかゆみがあり、
これはマズいかな~と思って、MSMパウダーを飲み、アサジ水を毎日点眼しています。

日々のケアを心掛けていきたいですね!

 

さて、今回は「意外と怖い、火傷の後遺症について」です。

【手技道コラムNo.144】~自然で健康なハンドクリームをお求めの方へ~

↑こちらの多治見先生のコラムにも火傷の傷がバンブジェルによって、
良くなったという事が書かれていますが、
火傷というのは意外と身近に起こり得るものです。

 

先日も患者さんで手の火傷をされた方がおり、
皮膚科の診察を勧めるとともに、
すぐにアサジ水とバンブジェルを塗って頂くようにお伝えしましたが、
早め早めの対処が何より重要です。

 

そんな火傷ですが、
火傷にも色々種類があるのは皆様御存知でしょうか?

そして、その火傷が状態によっては不妊の原因になったり、
心臓の機能低下につながったりする事もあるのです。

少し詳しく説明していきましょう。

 

一口に火傷と言っても、いくつか種類があります。

ウィキペディアによると、

『熱傷(ねっしょう)とは、お湯や油などの熱により生じる損傷を言う。
通称はやけど(火傷)である。
化学薬品・放射線などが原因で生じる組織の損傷は化学損傷という』
という事だそうです。

ちなみに、主な皮膚の損傷には
『化学熱傷・化学損傷、電撃傷、放射線熱傷』といったものがあり、
冬にカイロなどをずっと貼っていて起こす
低温やけど」は「低温熱傷」と呼ばれています。

 

簡単にそれぞれの説明をすると、

化学熱傷・化学損傷・・・酸、アルカリなどの化学薬品による損傷。

中学校の理科の実験で、塩酸と水酸化ナトリウムを使った中和反応の実験をしたと思いますが、その時に、先生から薬品がとても危険だから、
もし皮膚についたらよく洗い流すようにと言われたと思います。
あの皮膚についた状態がそうですね。

 

電撃傷・・・文字通り電流による損傷。

身近な所で言うと、落雷ですね。
雷による、ものすごい高電流が体内に流れる事によって、
組織が破壊される事をいいます。
血管損傷や心停止の状態になる事もあるので、非常に危険です。

 

放射線熱傷・・・放射線被曝による損傷。

高線量の放射線によって、皮膚の細胞や血管が傷害される状態なのですが、
チェルノブイリ原発事故の時に消火活動に当たった消防士に見られたそうです。
日焼けも厳密に言うと、こちらに含まれるので、注意が必要ですね。

 

さて、こんな火傷ですが、その火傷の深さと火傷をした面積で
どれくらい重症かという事が判断されます。
範囲が広く、深く火傷した方が当たり前ですが、重症です。

 

 

上記がウィキペディアに乗っている火傷の深さの分類です。(クリックで大きくなります)

ここで注目して頂きたいのが、
重症のII度やIII度になるほど、
知覚鈍麻や無痛、知覚なしとなっている事なのですね。

 

 

ひどくなればなるほど、皮膚組織の深部までが破壊されるので、
結果的に何も感じなくなってしまうのです。

 

と(・)いう(・・)事(・)は(・)、

「火傷して思ったほど、痛くなっていないから大丈夫」
という状態で放って置くと、
後々それが大変な状態になってしまう可能性があるという事です。

 

実際、皮膚組織が破壊されていて、感じていない場合があるという事ですね。

 

手技道では、再三痛みを感じない事は良くない事ですよーと言っていますが、

この火傷も痛みを感じにくくしてしまう要因の一つとなってしまいます。

 

東洋医学では経絡という考え方がありますが、
例えば、太ももの内側の腎経という部分をひどく火傷すると
ホルモン器系や腎臓、免疫系の働きが弱くなってしまって、
女性であれば子宮にも影響して、不妊や生理不順の原因となったり、

薬指の付け根から腕の内側を通る心経の部分を火傷すると、
心臓の働きが弱くなってしまって、循環が悪くなり、
むくみやすくなってしまったりという事が起こってきます。

 

これが非常に怖いのですね。

 

もう一つ火傷の場合に怖いのが、菌の存在です。

水ぶくれなどになって、そこが破れるとそこから菌が入ってきて、
化膿して全身に菌が回ってしまいます。

そうすると、さらに菌の影響で免疫能力が低下してしまうので、
これも怖いところです。

 

幸いな事に、一度そうなってしまっても、
人間の体の皮膚や神経には再生能力があるので、
もう一度体の神経系を通して体の回復能力を高めて上げれば、
少しずつですが、元の状態に戻ってきます。

 

ただ、どうしてもひどくなればなるほど、
治療に時間がかかってしまうのが、心苦しい所ですが、
少しでも早めに元の状態に戻って頂けるように、
試行錯誤しながら施術させて頂いております。

 

火傷に限らずですが、何か問題が発生したら早めにご連絡頂ければと思います。

 

今回はここまで。

 

お読み頂きありがとうございました。

ではまた。