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【手技道コラムNo.170】ストレス対策をするには

2017.7.22

こんにちは、手技道の多治見です。

 

前回、書いた心理テスト的な話、意外に反応が良い方が居て、

自分ならこうするとお話して下さいました。

 

子供と一緒の時に、子供の教育のために渡らないという方が多いかと感じていましたが、

もし急に車が来たら怖いから、子供の安全のために渡らないという方が居ました。

より実感がこもっていて、流石子育て経験者と思うところでした。

 

さて、皆さん、ストレスのない方って居られますか?

上記の選択の話でも、ストレスの強い方は、他者に対しても、強く当たることを選び敵を作りやすくなります。

 

今回は手技道のある東京に住み特に感じたことでもあります。

 

多分現代社会に生きていてストレスが完全に0という人は、居ないと思います。

正確には、例え自然な状態でも、生存のためのストレスも必ず発生します。

 

元々地方出身の私としては、東京は「戦う街」だと感じています。

人より一歩でも良い暮らしを、地位を、名誉を、知識を、情報を、お金を、と我先に争っているように感じる時があります。

それは進歩しようとする歩みからくる面も有るので、決して全て悪いことではないと思います。

 

前に進もうとする姿勢の中に、他者への配慮のなさが垣間見えると、大変残念な気持ちになります。

 

誰しもストレスは必ず発生します。

 

そのイライラやストレス、怒りといった感情の発生源であるストレッサーは、人間関係など他者からくるものと思われがちですが、大元は、自身の感情からくるものです。

 

その際、自分がどのようにその怒りを捉えるかで、怒りの感情そのものをコントロールしたり、向き合い方を変えることで、ストレスを溜める必要がなくなります。

 

丁度この記事を書いているタイミングで、たまたま先日勉強会にて「瀬戸口 仁さん」という方が、アンガーマネジメント(怒りのコントロール)についてお話して下さいました。

その技術の基本は、怒りを「やり過ごす」ということで、それをどのようにするかの技法を紹介して頂きました。

 

◆怒りをやり過ごすための時間

◯麻痺させるのではなく、客観的に観る

怒りはとても大きな感情です。

しかし、同時に一時的、瞬間的な感情でもあるため、ある一定時間をおくと怒りそのものは直ぐに収まっていきます。

その時間は前述のアンガーマネジメントでは「6秒」と言われるそうです。

 

この6秒を乗り越えることでストレスを溜め込まず怒りに対応することが出来るとのことです。

 

◆肉体からの怒り

しかし、様々な患者さんを診ていると、この「怒り耐える時間」には、

肉体面からの影響も大きく関係しているとわかります。

 

それは、神経系などに様々な原因で負荷がかかると、

そこで、怒りやストレスを感じやすく成る原因を紹介したいと思います。

 

◯食養

・辛いもの、甘いもの

手技道の問診票には食事の嗜好についての質問欄がありますが、ここに「辛いもの」と「甘いもの」をワンセットで書いている人の多くは、強いストレスを感じていることが多くあります。

 

辛いもの=辛いものなど刺激物は神経を一時的に興奮させ、ハイテンションにさせることで脳が一時的に快楽状態(運動によるランナーズハイ等)に近い状態になり、ストレスを忘れることが出来ます。しかし、神経の興奮が収まると、またストレスを強く感じ始めます。同時に神経に負担がかかるため、徐々に神経が弱くなり更にストレスを感じやすい悪循環が起こります。

 

甘いもの=甘いもの、糖質などはブドウ糖など、脳に良いと言われていますが、実際は摂取して血糖値が高くなると脳を麻痺させ、ボーっとさせます。脳を一時麻痺させたようになります。この状態はトリップしているのと同然で、肉体的に現実逃避することでストレスを一時的に感じさせなくします。しかし、膵臓のランゲルハンス島のインスリンの影響で血糖値が安定してくると脳の麻痺が取れて、忘れさせて溜め込んで居たストレスが膨れ上がり、更にストレスを強く感じやすくさせます。その為また甘いものを食べて脳を麻痺させると言う悪循環が起こります。

 

・対策としてはお野菜や穀物(小麦省く)などの中でも中庸のものを食すことと、辛いものや甘いものを控えることで、徐々にそれらを食べたくなる欲求がなくなってきます。

 

◯原遺障害

・神経系への打撲

頭部や脊椎などスポーツや事故などで、神経系が障害されると、無意識下でも脳に神経を介した電気信号による脳への不快感が続き、気づかないだけでいつもイライラを身体が受け続けることになります。こういった方はいつも小さくともとても深いストレスを感じ続けているので、自分でも理由がわからないほど小さなことでもイライラしやすくなります。

これは赤ちゃんでも起こることが有り、出生時の鉗子分娩や無痛分娩での吸引分娩による頚椎捻挫などで、神経系にダメージが有ると、夜泣きがひどくなったり、なかなか落ち着いて寝てくれなくなります。

こういった子はダメージに対して常に痛みやストレスを感じていることを泣いて訴えていることが有ります。

 

・対策としては手技道による治療しか現状はおすすめできません。現代医療ではまだこの観点での治療法がないのが残念なところです。

 

◯交感神経優位

・寝不足、慢性疲労

寝不足等で交感神経が優位になると、神経興奮が活性化されるので、これも神経にダメージを受けたようにストレスを感じやすくする原因になります。

ある一定以上、睡眠不足や過労状態が続くと、感覚が麻痺してきてストレスに対して対応する程の気力も一時なくなりますが、逆に強いストレスを感じた時、急な精神錯乱や、キレるといった状態になる危険性があります。

 

・ショートスリーパーと呼ばれる短時間での睡眠で活動できる方も居ますが、徐々に肉体にも神経にもダメージが溜まっていきます。

睡眠時間とは怠けるための時間ではなく、細胞の再構築、ミトコンドリアの活性化、活動エネルギーであるATPの産生など、身体を回復させるための大切な時間です。

 

 

ストレスとは生きていれば必ず感じるものでは、あります。

しかし、それとの向き合い方一つで、自分だけでなく、周囲に対しても大きく影響を及ぼします。

 

先日来院当初はいつもイライラして眉間にしわが寄っていた患者さんが、身体が良くなったことでアイデアがたくさん出てきて仕事もはかどり、イライラすることもなくなって周りとも上手く付き合えていると教えてくれました。

 

心だけでなく肉体や生活習慣からもそういった原因となりますので、

一度ご自身を振り返って見て頂けると幸いです。

 

担当:多治見誠