【手技道コラムNo.47】~石笛の演奏を聴いて~|渋谷、目黒の整体なら手技道へ | あなたの健康と美を手助けします

【手技道コラムNo.47】~石笛の演奏を聴いて~

2015.2.14

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こんにちは、手技道バイオバランスセンターの門田です。

少しずつ日が長くなり、だんだん暖かさを感じる日が増えてきました。四季を感じられるのは日本にいる特権ですね。

さて、今回は先日手技道でセミナーを行ったのですが、その時に聞かせて頂いた石笛の事についてお話したいと思います。

石笛というものを聞いた事がない方も多くいらっしゃると思いますが、これは日本古来の楽器です。古語では「いはぶえ」と呼ばれ、縄文時代もしくはもっと昔から日本に存在していた石で出来た笛です。

人工的に作られるものではなく、二枚貝の一つであるニホ貝が海中で穴をあけた二枚貝の1つであるニホ貝が海中で穴をあけた岩が波に砕かれて礫(れき)になったものや自然にできた石のくぼみを吹くもので、まさに自然がつくり出した楽器です。実際に見させて頂きましたが、本当に手のひらサイズで、この大きさになるまでに何百万年、何億年とかかったのだろうと考えてしまいました。

もともとは祭祀(さいし)「神や先祖を祭ること」と結びついて、いわゆる神おろしに使われていたもので、これは古代日本人のとらえた音感覚は自然崇拝に根ざした呪術的なものであり、自然との対話には神秘的な音が必要だと考えられていたからです。

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自分自身石笛に触れるのは今回が初めてで、それまでは見た事も聞いた事もなかったので、どういうものなのか、想像もつきませんでしたが、実際に体験して本当に「凄い」という言葉しか出てきませんでした。

 

今回演奏して頂いたのは、横澤先生という世界各国で石笛の演奏をしていらっしゃるとても偉大な先生で通常は神社などの聖地でしか吹かれないそうなのですが、102号室も十分聖地だとおっしゃって頂いて演奏を聞かせて頂く事が出来ました。

 

「現代の音楽は音階が当たり前になっていてそこから外れた場合には評価が低くなるけれども、自然界の音はそうじゃない、ドとレ、レとミの間に無数の音があり、人間が作った音階というものに音を当てはめるのではなく、その音に人間が合わせていくのが石笛というものなんだよ。」というお話を聞かせて頂きましたが、本当にその通りで聞いた感想を表現しようと思っても、言葉にならないといのが正直な感想です。人間は住みやすいように、また自分たちの便利の為に自然を作り変えてきました。その結果発展したものはありますし、それ自体が全て悪かったとは思いません。ですが、その中で見落としてきたもの、忘れてしまったもの、その中には重要なものがあるのではないでしょうか。

 

この石笛の演奏は人間の本当の魂の記憶そのものを呼び覚ましてくれるような演奏だったと思います。

 

横澤先生の話の中に今は今この時にしかなく、もう一度同じ演奏をと言われても、それは今と同じ環境を同じように作れない以上無理で、たとえそれが同じ場所だったとしても、聞く人の意識、演奏する時の意識が違うからそれは無理なんだというお話がありましたが、それを聞いて自分達の仕事と重なる部分がありました。

 

患者さんが来院して頂いて始めて施術をさせて頂けるのですが、その一回でもう次はないかもしれない、次に施術をさせて頂けるという保証はどこにもないのです。その一回一回に自分の全てをかけて臨む、やはりプロとして当然の事なのですが、横澤先生の演奏する様、そのお話を聞き、まだまだ自分の意識が至っていない事を痛感しました。自分自身の不甲斐なさに情けなくもあり、非常に申し訳なくもあるのですが、やはり精進しかないと思いますので一人でも多くの方のお手伝いが出来るように前に進んでいきたいと思います。

 

横澤先生本当にありがとうございました。ぜひ、このコラムを読んだ方も聞かれる機会があればぜひ聞いて頂きたいと思います。自分の意識が変わるのではないかと思います。

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ではまた。